
前のページで、私たちは携帯電話会社に携帯電話を借りていて大きな制約を抱えていることを説明しました。ここでは、私たちにこそっと携帯電話会社が携帯電話に施した仕掛けを説明します。
私たちが今、持っている殆どの携帯電話は次の2つで機能しています。

左側が携帯電話です。右側がSIMカードと言います。
SIMカードはあなたや私の個人情報が入っています。
電話帳、メールアドレスなどのデータも入ります。

また、携帯電話会社を区別するようになっています。

携帯電話は数多くの種類の電波を拾います。その中から、N社、A社、S社およびE社の電波を選びます。
その役割をSIMカードが行います。
さながら、ラジオの選局、リモコンのテレビのチャンネル選局と同じことをします。
SIMカード=携帯電話会社(通信サービス)と言うことができます。
この仕組みは国際的に決まっています。つまり、世界、日本を問わず、携帯電話はSIMカードを入換えればどの携帯電話会社で使えます。
また、SIMカードを他の携帯電話に挿し換えたらお気に入りの携帯電話が使えます。国際的にこのようにした訳は次の効果があると考えたからです。

私たちのことを考えたうれしい話です。ここで疑問が湧きます。
「国際的にそうしたのに、日本ではそうならないのか?」
SIMカードの仕組みは私たちにはいい話です。
日本の携帯電話会社から見れば頭を抱える話になります。
そこで、彼らは次を考え出しました。

SIMカードに鍵を掛けたのです。
SIMカードにはロックできる機能は元々備わっているのですが、世界ではロックしないのが一般的です。世界では、顧客を固定するのでなく、顧客を引き寄せるサービスを作り出し続けることが重要視されているのです。
SIMロックで携帯電話会社は顧客を自社に留められやすくなりました。
私たちには良いことになりません。
“
海外の携帯電話会社に携帯電話を繋げて電話できない”ということです。
それは、

つまり、

日本へ迂回されるのです。
これが私たちにどういう影響を及ぼすのかを次のページで説明します。